太陽をたくさん浴びろ、とは言うけれど…
そろそろ梅雨ですね。
そこで私は思い出したのです。
去年のうつが酷かった時を。
布団から出ることもできない。
ご飯を食べることも、お風呂にはいることも、できない。
トイレに行くのすらしんどくて大変だった時を。
太陽を浴びることによって、セロトニンが分泌されます。
セロトニンは精神を安定させたりしてくれるハッピーなヤツ。
なので、うつの人や元気のない人に『太陽を浴びろ』とよく声掛けがなされる。
でも…
ちょっと、待って
こちとら、布団から起き上がることができないの!!
太陽が!こっちに来てくれる!?
って気持ち。
元気な人は酷いよね。無意識に残忍で残酷。
私の場合は、横になっているのも辛かった。
座っていることすら、頭が鉛のように重たくて重たくて。
勝手に頭が傾いて、座っていたいのに横になっていた。
あの頃に戻れと言われたら、それこそ死んでやる!!って思うくらい戻りたくない。
死んでも、なんて言葉じゃ表せられないよ。
戻るくらいなら、殺してくれ。
って気持ち。
あんなの生きているなんて言わないよ。
うつっぽいとか、うつの人が身近にいる人は何も言わずに見守っててあげてほしい
本人が1番動きたいし、1番太陽をあびたいから。
よく眠れないし、よく食べられもしない。
動かないから血のめぐりもよくなくなって体が何だか変な感じがしてムズムズする…
お布団は優しいけれど、うつの時はお布団を見ることすら嫌になった。私は、だけど。
『何も言わずに見守っててあげて』、と上に書いたけれど、『あなたのことを気にかけているよ』っていうアピールはしてね。
見捨てられたように感じてしまうから。
少しの事で傷ついて大げさに捉えてしまう。
わがままだ、と思うかもしれない。
でも、酷い時は一生続くように思えてなんとか通り過ぎていく。
私がそうだった、ってだけの話かもしれないけれど。
うつ本人の目線しか私は知らないから、パートナーや家族がうつの人の立場を体感したことがなくて、アドバイスとかまったくできないのだけれど。
本人は困っていることを言葉にするのも辛いから、上手く訴えることができないことが多いのだけれど何か訴えていたり伝えようとしていたら、できるだけ、できる範囲で耳を傾けてほしい。
以上。
たぶん書こうと思えば他にも色々あるかも。
ちょっと暗めに終わってしまったけれど、うつ入門編ということで、おしまい。
では、また。